はじめに
ヘルプデスクに問合せをしてくる方は、自分では分からないから、あるいは苦手意識から自分で調べようと思うに至らないから問い合わせてくるように思います。
正直なところ、何を言っているのか分かりません。こちらもその方のコンピュータの画面を見ている体で話をされるので、それは分からないのですよ…。
現地に赴くのは避けたいので、スクリーンショットを送ってもらうよう依頼するようにしていました。
送付されてきたスクリーンショット
普通じゃないという意味でいちばんすごいのが、写真、スマートフォンやデジカメで撮った写真です。これらは、サイズが大きい、汚い(ピントが合ってない、文字が潰れている)、肝心なところが写ってない等、正直困ります。
次点で、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointあたり)のスクリーンショットを取得して、ファイル内に取り込んでそれをそのまま送ってくるパターンです。いや、添付されたOfficeのファイルなんか開きたくないです(この話は後日セキュリティのネタにします。もっとも、画像だから絶対安全ということはないのですが)。
スクリーンショットといえば画像ですよ、そしてPNG形式ですよ、それをそのまま送ってください、お願いします。
スクリーンショット取得方法
本題です。
正直、ググれば解説ページはたくさん出てきますし、Appleもページを作ってくれています。今なら生成AIに訊けば、おそらく正しい手順を返してくれるでしょう。
ただ、コンピュータに苦手意識を持っている方は、文字だけの説明が苦手、あるいは無意識なのか避けているような印象を受けます。
ですので、当blogではなるべくスクリーンショットを多用して説明したいと思っています。環境は、macOS Sequoia 15.0.1です。
画面全体のスクリーンショットの取得
デスクトップ全体、つまり今見ている画面を余すことなくスクリーンショットとして取得したい場合の手順です。
- キーボードの[Command]+[Shift]+[3]を押します。なお、画面はキーボードビューアですが、実キーボードで押してください。以下、同様。
- 画面右下に、少しの間フローティングサムネールが表示されます。
- デスクトップにスクリーンショットが保存されます。
ウィンドウのスクリーンショットの取得
特定のアプリ等のウィンドウだけをスクリーンショットとして取得したい場合の手順です。
- キーボードの[Command]+[Shift]+[4]を押します。
- [スペース]キーを押すと、マウスカーソルの形状がカメラに変わります。
- スクリーンショットを取得したいウィンドウの上でクリックします。
- 画面右下に、少しの間フローティングサムネールが表示されます。
- デスクトップにスクリーンショットが保存されます。
任意の矩形範囲のスクリーンショットの取得
ある矩形範囲だけスクリーンショットとして取得したい場合の手順です。
- キーボードの[Command]+[Shift]+[5]を押します。
- 画面下部にアイコン等が表示されますので、左から3番目のアイコンを選択すると、画面上が明暗で分かれます。明るい部分が保存されますので、四隅あるいは四辺の中点の◉をドラッグして範囲を決めて、画面下部右端の[取り込む]をクリックします。
- 画面右下に、少しの間フローティングサムネールが表示されます。
- デスクトップにスクリーンショットが保存されます。
保存場所の変更
スクリーンショットは、デフォルトでデスクトップに保存されますが、正直邪魔で場所を変更したいという要望はあるかと思います。確か以前は、ターミナルからコマンド発行でしかできなかったように思いますが、いつの間にかGUIでできるようになっていました。
- キーボードの[Command]+[Shift]+[5]を押します。
- 画面下部にアイコン等が表示されますので、右から2番目の[オプション]をクリックします。
- 表示されたメニューの[その他の場所...]を選びます。
- 左下の[新規フォルダ]ボタンをクリックします。なお、既に保存用のフォルダを作成していればそれを選択して、右下の[選択]ボタンをクリックしてください。
- 適当な名前をつけて[作成]ボタンをクリックします。
- 作成したフォルダが選択されていますので、[選択]ボタンをクリックします。
- 以後、取得したスクリーンショット(と次の画面収録した動画)は指定したフォルダに保存されるようになります。必要に応じてFinderのサイドバーに登録しておくとアクセスしやすくなります。
画面収録
スクリーンショットからは外れますが、ほぼ同じ手順で画面操作を録画することもできますので、簡単に紹介しておきます。収録範囲は、画面全体、矩形範囲のいずれかとなります。
- キーボードの[Command]+[Shift]+[5]を押します。
- 画面下部にアイコン等が表示されますので、左から4番目(画面全体)をクリックするといちばん右の[取り込み]が[収録]に変わりますのでクリックして録画を開始します。即開始が困る場合は、[オプション]から5秒あるいは10秒後に変更できます。
- 収録を終了する場合は、メニュバーの停止ボタンをクリックします。
- 画面右下に、少しの間フローティングサムネールが表示されます。
- デスクトップにスクリーンショットが保存されます(スクリーンショットの保存場所を変更している場合はそこに保存されます)。
プライバシーのお話
これもヘルプデスクの経験ですが、スクリーンしょっには送る相手にとって不要な情報が極力写り込まないよう注意してください。SNS等に公開する場合も同様です。デスクトップ上のファイル/フォルダ名、ブラウザで開いているタブやブックマークバーの文字列、アカウント名やメールアドレス、なんならメールの件名や本文、明らかに仕事に関係ないゲームっぽいショートカット等を平気で含めているようなものが散見されます。
例えば、何かのエラーを送る場合であればそこだけ取得する、あるいはそれがウィンドウであれば全画面表示にして取得する、不要なツールバーは隠した上で取得する、等です。普段からデスクトップには何も置かない、Dockは自動的に隠す等をしておくとうっかりがなくなるかもしれません。
おまけ
スクリーンショットを取得できることに驚いている方もいました。スマートフォンでおそらく大量に取得しているであろう若年層でした。
世の中には、スクリーンショットを多用したWindowsやmacOSについて書かれたマニュアルとかあるじゃないですか、とも思いましたが、そういう発想がない、あるいは発想に至らないというのはこちらとしても勉強になった次第です。
中学の技術・家庭、高校の情報の教科書かその参考書、問題集的なもの、あるいは大学の情報系の講義のシラバスでも見てみましょうか、時間があれば。
























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