はじめに
拡張子とは、ファイル名の末尾に付与されているドット(.)から始まる数文字の文字列のことで、そのファイルの種類あるいは形式を識別するためのものです。とかよく書かれていますが、実際に識別するのはOS側で、人間はOSが識別してアイコン表示しているものを見て、それがどの種類のファイルかを判断しています。ダブルクリックやメニューから開くで適切なアプリを選択してくれるのは、関連付けという拡張子とアプリの紐付けがなされているからです。
あと、拡張子とファイルの中身は一致しないこともあります。これはテストに出ます。
セキュリティのお話
上に書いたように、OSが拡張子を見て、そのファイルを開くアプリのアイコンを表示しています。拡張子を無理やり変更すると、開くアプリも関連付けがその拡張子のものになり、対応していなければ開けなくなります。ファイルは壊れたわけではないので、拡張子を戻せば今まで通り開けます。
そのせいだと思うのですが、macOSもWindowsもいまだに最新バージョンでさえデフォルトで拡張子が非表示設定になっています。確かに、非表示であればファイル名変更時にも表示されないので、誤操作で拡張子を変更してしまい、ファイルを開けなくなる事故はなくなります。でもそんなのは甘えです。初心者あるいは初級者を甘やかせ過ぎです。
アイコンだけでファイルをそれだと思い込むのは、セキュリティ上大変危険です。macOSは簡単にアイコンを偽装できるのですが、Windowsだとひと手間かかります。ただ、そのひと手間は、攻撃者にとっては大した手間ではありません。アイコン、偽装、マルウェア等でググってみてください。メールにアイコン偽装したマルウェアが付いてくることはよくある攻撃手法ですので、アイコンだけでファイルを判断していると、簡単にマルウェアに感染してしまいます。
本題
現状、Windows 10もサポート中のOSですが、手元に環境がない、プラスあと1年でサポート終了するので触れません(有償のESUは、ハードウェアの寿命を考えればお金の無駄でしょう)。
環境は、Windows 11 23H2です。24H2は、まだきてくれません。
- [スタート]ボタンを右クリックしてメニューを表示し、[エクスプローラー]を選択します。[Windows]+[E]の方が早いので、是非憶えていただくと。
- エクスプローラーのウィンドウが表示されたら、[表示]をクリックします。
- メニューが表示されますので[表示]を選びます。
- サブメニューが表示されます。[ファイル名拡張子]の左にチェックマークが付いていなければ、拡張子非表示設定(セキュリティ上問題が生じる状態)になっています。
- [フィル名拡張子]をクリックしてメニューを閉じます。
- 再度、[表示]→[表示]と辿り、[ファイル名拡張子]の左にチェックマークが付いていることを確認します。
- 以下は、拡張子の表示/非表示設定での見え方の比較です。
おわりに
上に甘えと書いたのは、拡張子を変更しようとすると警告が出るようになっているからです。警告を出すなら表示設定をデフォルトにしても何ら問題ないと考えます。いっそ非表示にできない方がいいとすら思います。
機会があれば、といいますか結構漁らないといけないのですが、アイコン偽装したマルウェアを添付したメールでもお見せできればと思います。








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