2025年1月22日水曜日

ストレージの空き容量確保(ディスク クリーンアップ編)

はじめに

PCの内蔵ストレージ容量、きちんと空けていますか?

コンピュータは、内蔵ストレージの容量いっぱいまで使うことはできないのです。

PC初心者/初級者の方はまだあまり縁のない話かもしれません。逆に中級者以上の方であれば分かっているだろう話です。

ストレージを消費するものたち

PCの内蔵ストレージ(HDDやSSD)にはOSの他、ほとんどのアプリがインストールされることになりますし、自分で作成したファイルやネットからダウンロードしたファイルがあり、容量を食っていきます。

ざっくりですが、上記以外でも以下に挙げるようなものでも消費されています(他にもあります)。

  • OSやアプリの更新プログラムのダウンロード(一時的なもの)
    • 機能追加でOSやアプリのサイズが増加することはよくあります。
  • 仮想メモリ
    • 搭載メモリの空きが不足してきた時等に、ストレージの一部をメモリの代わりとして一時的に使用する仕組みです。HDD時代はメモリに比べて低速だったので、メモリ不足はストレス増加の原因でした(設定で固定サイズ化して軽減していました)。
  • 各アプリのキャッシュ(cache)
    • いちばん分かりやすいのはWebブラウザで、以前閲覧したページを保存しておいて、次回アクセスした際に高速に表示できるような仕組みのことです。
  • ログ
    • アプリのインストールログや、システム(OS)の動作に関するもの等で、特にOSの更新時のものは、肥大化しやすい傾向にあります。
  • セキュリティソフトのパターンファイル(定義ファイル)等
    • マルウェアは日々増えています。クラウドと連携してパターンファイルの配信を減らしていたりもしますが、全てなくなるわけでありません。

空き容量が少なくなると、もちろん自分でファイルを作成したり、ネットからダウンロードしてファイルを保存しづらくなります(空きがなくなれば、当然ファイルの保存はできません)。

それ以外でも、上記で挙げたような一時ファイルは、OSやアプリの動作に関わってきますので、動作不安定になる、更新できなくなる等、PCがまともに動作しなくなります。

経験的なものですが、Windowsであれば15GB程度(経験的に理想は20GB以上)は空けておかないと、大型更新ができない場合もあります(Widnows PC、スマートフォンで経験済み)。

外付けのストレージやクラウドストレージに逃がせばいいのですが、OSやアプリの更新のような半自動的なものは、そんなことはしてくれませんので、自分で作成したファイルを逃すかアプリを一時的にアンインストールする等、(かなり)面倒な作業が発生します。

本題

ここでは、Windowsの標準機能であるディスク クリーンアップを使って、不要な一時ファイルを削除して空き容量を確保する手順を紹介します。

  1. キーボードの[Windows]+[R]を押します。説明の都合上、オンスクリーンキーボードを使っています。

  2. 画面左下に[ファイル名を指定して実行]のウィンドウが表示されます。

  3. [名前]の右の入力エリアに"cleanmgr"と半角で入力して、[Enter]キーを押します。

    •  小文字のl(エル)が分かりにくいので、画面は全て大文字にしていますが、ど全部小文字で構いません。
  4. ディスク クリーンアップのウィンドウが表示されます。リストにある程度カテゴリ分けが表示されます。

  5. [増加するディスク容量の合計]の値が、ディスク クリーンアップで空くサイズですが、見ての通りわずかなものです。見えてないものを表示するため、[システム ファイルのクリーン アップ(S)]ボタンをクリックします。

  6. 空き容量がどの程度増えるかの計算が始まりますので、待ちます。

  7. 手順4のものからリストが更新され、Windows Update等も表示されます。これがいちばん大きいものの1つです。

  8. ざっとスクロールして、不要そうなものは全部チェックを入れてください。基本的にどれも一時ファイルの類いですので、大きなものは容赦なく削除対象として良いと思います。

  9. チェックを入れていくと[増加するディスク容量の合計]の値が増えますので、[OK]ボタンをクリックします(私は毎月実施しているので2GBもないですが、実施していない場合はもっと増えます)。

  10. 確認のダイアログが表示されますので、[ファイルの削除]をボタンをクリックして実行します。

  11. クリーンアップが始まりますので、あとは放置しておけばよいです。

  12. 終わるとウィンドウは消えます。これで完了です。

おまけ1

確か、Windows 8.1だったと記憶していますが、ディスク クリーンアップをしても全く減らず、「dism 容量」等でググれば出てくるような方法でも減らせず、数GB空きのまま何とかOSサポート終了まで乗り切ったこともあります。

幸い、仮想マシンでただのテスト用だったのですが、メイン環境や物理PCであったなら、超面倒で時間をかけてでも再インストールして容量確保しないといけなかったと思います。頭が痛いですね。

おまけ2

紹介しておいてなんですが、ディスク クリーンアップは今後廃止される機能だそうで、現在は非推奨となっています。以下、窓の杜の記事です。

「ディスク クリーンアップ」は非推奨に ~“ストレージ センサー”への移行を

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1143177.html

後日、上の記事にも書いてありますが、当blogでも書く予定のストレージ センサという機能が代替となります。

ただ、ディスク クリーンアップの方が、クリック数も少ないので個人的に好きなのです(慣れてもいますし)。

おまけ3

今回、ファイル名を指定して実行からディスク クリーンアップを実行しましたが、以前はプログラム一覧から辿れたり、Cドライブのプロパティから辿れたりしていました。

廃止になる影響か、今は別のボタンになっています(多分2023-2024年のどこかでこうなった思います)。

  1. Cドライブのアイコンを右クリックして表示されるメニューの[プロパティ]を選びます。

  2. 四角で囲っているボタンが、以前はディスク クリーンアップでした。

電話やメールでサポートする場合、ファイル名を指定して実行の手順で説明するより、マウスクリックで進める手順の方が質問者のスキル的にも分かりやすかったと思われるので(Windowsのバージョンにもよらなかったし)、ここから辿れなくなったのはちょっと…と思ったりしました。

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